渇望 青魔道士の道

FFXI内で青魔道士と言うのは、2006年4月に拡張ディスク『アトルガンの秘宝』と共に導入されたエキストラジョブである。敵モンスターの特殊技を習得”ラーニング”し自分の技として使えるジョブ。
導入直後はそれほど興味はわかなかったんだが、ここに来てアトルガン皇国をぐるぐる巡っている内にキーになるNPCと出会ったので、調べてみた。すると、占いに従って三国にあるキーアイテムを持ってくれば取得できるジョブだとわかり、早速田舎に飛んでアイテムを探す。
ちょっと説明を勘違いして、3つのアイテムを集めてしまったのだが、占いの結果に合わせて1つあれば十分だった。余ったアイテムは他人に譲る事も出来ないのでちょっともったいない。


このクエスト”渇望”はちょっと背筋が寒くなる演出が随所にあってなかなか面白い。元々、力を渇望する者が忌まわしい技術によっておぞましい技術を習得するジョブなわけで、その辺の進行具合と、画面の効果が非情に凝っている。



先ほど入手したアイテムを、”エジワ蘿洞”の指定場所まで持って行ってクエストクリアになるわけだが、ここへ向かうエリアは先日傭兵になるために向かって突き進んで死んだエリア近辺なわけで、フレンドに聞いたら「75レベルで行っても絡まれるから一緒だよー」との事。要は”うまくやれ”って事ですかい! 先日同様、動揺しつつ泣く泣く移動鳥獣チョコボにのってハイヨーハイヨー。該当地区のエジワに入るとチョコボはいなくなるので、不可視魔法で自らの存在を消し、静かに潜行する。ネットで地図を検索すると、道筋は真っ直ぐなのでとりあえず楽なようだ。当然、不可視魔法が切れてしまえば即死亡なわけで、慎重になる。中央の広間に到達すると、怪しげに光る沼地がある。このポイントに到達すると、幽霊のようにNPCが現れて怪しげなストーリーが進行する。



突然目の前が暗くなり意識を失い、死の淵から帰還した私を待っていたのは、怪しげな生体実験を繰り返している謎の組織だった。その躯(むくろ)にザッハークの呪印を施され、並みの人間に劣る卑しき存在。敵を喰らい奪い取った自らの血肉とし青魔道士として生きていく事となった。

って、他のエキストラジョブの習得に比べて、めちゃくちゃ重いんですけど!




いやそれにしても、本来一年前にやるべきクエストを、今更楽しんでいると言うのもなかなか暢気だね。自分で言うのもなんだけど。