桜ノ雨 どうぶつの森

「街へいこうよどうぶつの森」でも桜舞い散る今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今まで64版、GC版、DS版とやってきたけど、このWii版の桜吹雪舞い散るシーンは初めて見ましたよ。他の機種でもあったんでしょうか。
最近はまとまってゲームする時間も取れず、少々街森で釣りをして終了･･･みたいな毎日。引っ越ししたはずのDS版まで再開してしまいました。草ボウボウの村を清掃する、チマチマした作業すら楽しいと言う。思い返せばFFXIの引退間際も、風景眺めながらボーっと釣りしてるのが楽しかったなあ。街森もFFXIもスローライフな私であった。
ところでこの桜吹雪のギミック、よく見るとなかなか凝っていて、川では変化が無いのですが、海釣りをしていて桜が海に落ちるとその花びらがゆったりと水中に消えていくんですよ。釣りをしていないと気づかないかもしれませんが。
海釣りをしている時の風景は画面のほぼ全面が海で占められ、そこに桜吹雪がさらさらと舞い、はらりと海に落ちたひとひらがゆっくりと水中に沈んで消えて行く。何気ない、ほんの気まぐれに入れた演出かもしれない（川では起こらない）けど、なんとも粋な計らいだなあと思いましたよ。
世間の一部では、任天堂も次の世代ではハイビジョンに対応してくるだの、PS3の方がBlu-rayが再生出来るからすごいだの、FF13のXBOX360版は別モデルを作り直したとか、スペックに対する興味や噂が絶えませんが、いくらフルハイビジョンでゲームが出来たとしても、プレイヤーに対する心遣いを忘れては本末転倒な気はするのです。Wiiはテレビ的に言うとアナログテレビ、スペック的に言うとDVDレベルと同様のSDサイズ出力を基本に作られています。ハードの性能的にCPUもそれ程性能は高くありません。さらに言えば、どうぶつの森なんてNintendo64の時代から不遇の作品として作り続けられ、やっとDSで（売り上げ的に）花が咲いた作品ですよ。悪く言えば使い回しもイイトコです。でもプレイヤーに対するおもてなしの心は忘れていない所が好感持てるのです。（文字入力だけは許せませんが。あれだけは64版に戻して欲しい）
昼夜の色の変化も素晴らしい。
FFXIでもあったんですが、現実世界でも朝と昼と夕方では光の色、正確に言うと色温度ってのが違うんですよ。更に言うと快晴と曇りでも全然違う。どぶ森はリアルタイムなので1日見ているのはキツイですが、FFXIなんかだと朝から昼、夕方にかけての光の変化具合を眺めているだけでも楽しい私だったのでした。あの再現度って、なかなか凄いですよ。FFXIは空気の距離感まで変わってくるし（空気中の塵の密度によって遠方の霞み方が変わってくる）。さすがにどぶ森はそこまで無いけれど、眺めているだけでも楽しい気分は同じだったりします。

ああっ！
どぶ森がもっとMMOぽかったら個人的にスゲー楽しいのに！
（任天堂は多分しないけどね）