本気じゃない東芝レコーダーに価値はあるのか?

TVの方は他社の追随を許さない本気な東芝なのに、Blu-rayレコーダーになってからの東芝レコーダーは全然本気を感じない。

RDシリーズは"2"から"9"まで6台所持している愛好者の私であるが、東芝HD-DVDで失敗して以降どうにも迷走が止まらない。一番肝心なことはRDシリーズの弱点”792タイトル制限”が残ったままな事である。これはOSの問題なのかハードディスクの中に792タイトルしか録画出来ない、RDシリーズ初期からずっとある制限である。RDシリーズが始まった頃にはそれほど問題なかったと思うが、それでも5分番組とか細かいシリーズを録画していたり、長時間モードで録画していたりすると、あっと言う間に制限に達し、下手をするとハードディスク初期化しないと使い物にならなくなる。今までも何度か被害に会っているが、ハードディスクがテラバイトになったRD-T1からはもう限界。T1は消去も録画も待避も(T1はダビング10非対応なのでDVDに書き出そうとするとエラーを起こす)出来ない状態でずっと放置してある。先日もRD-X7で上限に達して、消去できない状態になったが、電源を落として置いたら復帰したので慌てて待避作業をしている今現在である。

そんなタイミングの新機種発表。
RD-BZ810は、ハードディスクがRD-X10よりも控えめの1テラバイト。”フルハイビジョン長時間録画 最大15倍”を謳うのであれば前の792タイトル制限は無くなる物だと思っていたらまさかの現状維持・・・

スカパーハイビジョンを使い出して更に思うのが、スカパーHDからRD機へ録画するとMP4系のTSEモードで記録されるから(画質の設定は出来ない)さらにHDDの容量に対して録画タイトル数が多く録画出来てしまう。


使い勝っては悪くないんだから、タイトル数制限、チャプター制限、ライブラリ制限を何とかして欲しい物だが・・・

  • 追記:タイトル数制限792に増えたのは、Z1、X6、T1から。それまでは396タイトル。うちの初代機RD-X2は198タイトルだった。

とか書いておいてなんだけど

パナ機の番組振り分け機能って貧弱なんだよな。今のままで3000タイトルとかあったら死ぬ。スカパーHD経由の録画だと確実に死ぬ